「着物で旅する初春の長谷寺」
- sakurastartravel

- 2022年2月7日
- 読了時間: 2分
奈良を巡る研修に参加し視察してきました。訪れたのは奈良県桜井市の長谷寺。

こちらは真言宗豊山派の総本山の寺院で、西国三十三箇所観音霊場第八番札所。季節の花や紅葉、雪景色など日本の美しい風景が広がっています。見学ルートの随所に検温や消毒の機械が設置されていました。 今回は着物で旅する奈良の旅ということで長谷寺にて奈良県神社仏閣の結婚式プロデュースをされているWakana style+さんに着物を着付けて頂きました。

今回最大の難所は長谷寺の国宝本堂までは399段の階段。着物を着て足袋や草履で歩くのは困難で靴でチャレンジしました。難しい場合は諦めて下で待とうかと思っていましたが。一段一段ゆっくり上り下りして無事に本堂までたどり着くことができました。

鐘の音とホラ貝の音色を聞きながら本堂を見学。12mを越える日本最大級の立像で国指定重要文化財のご本尊、十一面観世菩薩音菩薩に手を合わせて疫病退散を祈願しました。
写真撮影が禁止のため残念ながら共有出来ませんが・・・ 歴史深い空間で、金色に輝く巨大な観音様を間近に拝見し、ご縁を結ぶことのできる貴重な機会を体験し、特別拝観記念に結縁の五色線の腕輪をはめてもらいました^^本坊大講堂の特別拝観ではプラチナや銀で装飾されたきらびやかな障子を見学。 今回は僧侶さんの案内で普段見れない場所を解説頂きながらたくさんの場所を拝観見学させて頂きありがとうございました。長谷寺門前町で食べた草餅、長谷寺の着物ショー映像を見ながらの井谷屋の特別和定食。黙食でいただく食事も美味でした。

長谷寺の紀貫之の句の石碑「人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香ににほひける」

とはほんとに上手く言った物で、現代もコロナ禍で観光地はすっかり人通りもなくなって寂しい状況になってしまいましたが、しかし慣れ親しんだ長谷寺は、季節の花や景色が昔と変わらず素晴らしく香っていました。








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